CS-130は、1986〜1996年までGMの乗用車ならびトラックに使われていたオルタネーターです。 今回は、簡単に出来るチェック方法等をピックアップしてみました。 |
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先ずは、オルタネーターをパカッと割りコイルを外した部分の画像です。 | |
続いて内部の構造。 ココがオルタの指令室ですね。 レギュレター、レクチュファイアー、ブラシがお行儀良く並んでいるのが分ります。 |
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CS-130、パーツリストの一部です。 こんな具合でそれぞれの部品が配列してます。 |
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基本的な配線回路図 BATの出力正常値は、13V以上、15A以内 |
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ローター、フィールドのチェック 1.スリップリングどうしを導通テスト、通電しているならOK。 2.どちらかのスリップリングとローター部を導通テスト、短絡していない事を確認。しているなら規定出力まで出ないので要交換。 |
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レクチュファイアーのチェック 1.ターミナルからフィン部分の順方向と逆方向の抵抗チェック。 2.ターミナルからプレート部分の順方向と逆方向の抵抗チェック。 1.2.それぞれ計測し短絡ないし開放が無いことを確認しちゃんと双方抵抗が有ればダイオードはOK、無ければ規定出力まで出ないので要交換。 |
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ステーターコイルのチェック ラインと金属部のボディーを導通テスト、短絡していない事を確認。しているなら要交換。 |
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レギュレター、 余り壊れることが少ないですがチェックし難いのでレクチュファイアーと一緒に交換します。 ブラシ・ホルダー、 カーボンの残量を確認し問題なければ清掃し再利用。 ベアリング、 かじり、焼付き等ないかチェック。リア側が小さい為か良くトラブルを起こしやすい。 組立時のポイントとして、スリップリングを耐水ペーパーの600番程度のやつで一皮剥いたり、レクチュファイアーとボディーの接触部にPCで使う伝熱グリス等を塗り組付けるとGOODです。後は外した逆を行えばOK。組みあがればテスター等で再チェック。出来上がり! |
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